下見

CHEKING 現車下見

ご検討とご相談の末、ターゲットに決定した車は、実際の入札の前に必ず「現車下見」を行います。

現車下見とは

現車下見オークション開催当日、出品される車両は広大なオークション会場に並べられ、セリにかけられる順番を待っています。 セリ時間までに、ターゲットである車の状態を最終確認し、お客様にご報告することを「現車下見」といいます。
オークション会場の検査員が事前に厳しくチェックし、評価点や報告内容を書き込んだ「出品票」の事前情報を元に選び抜いた車ですが、間違いなくその情報通りか、内装、外装、機関系、電装系、足回り等、入念にチェックします。「出品票」では分からない部分、例えばエンジンルームの中の様子、下回りの状態、室内のニオイなど細かく見ていきます。

現車下見車に貼られた各種の点検ステッカーや各部の汚れ具合から、前オーナーがどのようなメンテナンスを行ってきたか、観察力と経験値を総動員して、車を見定めます。 大切に乗られていた車か、本当に自信を持ってお客様に納車できる状態に仕上げることができる車か、見極めます。
せっかく見つけ出した車でも不具合を発見した場合は、その場でお客様と携帯電話でご相談し、入札を見送ることもあります。

問題ない良い車であることが分かったら、その内容をお客様にご報告し、入札金額の最終確認を行います。

下見の確認例

外装
出品票記載の検査員チェック箇所の確認
検査員チェック箇所以外に目立つ傷、ヘコミ、板金跡、交換歴がないかの確認
下回りのサビ・腐食
タイヤの溝(ひび割れ)
ドアの開閉具合
フロントガラスの状態
AWの状態 等
内装及び電装
車内の臭い シートの状態(形状・変色など)
フロアマットの状態
ヘットレストの状態&個数
ダッシュボート、コンソールの傷、のり跡
ドア内張り、シート、天張りの汚れ、コゲ
キーレスの有無(作動点検)
電動格納ドアミラーの開閉&調整
ワイパー エアコン パワーウィンドウ オーディオの種類、電源が入るか
ナビ種類、ディスクの有無 サンルーフ トランク下雨漏れ
スペアタイヤ&工具 等
エンジンその他
始動時のセルモーター異音、かかり具合
警告灯
アイドリングの安定性、異音(ふけ具合)
パワステ異音
ATシフトチェンジ時ショック、タイムラグ
MTシフトチェンジ(クラッチの状態)
ドライブシャフトブーツ(切れ)
車下地面へのオイル、LLC付着の有無
ボンネットを開けた状態でのオイル漏れ
エンジン周りサビ
ベルト類
足回り
オイル状態 等